総合格闘技・浅倉カンナ、コロナ禍での練習に「マスク着用もトレーニングの一環だと思いながら・・・」
緊急事態宣言全面解除から約2週間。多くの企業や学校が再開するなか、スポーツ界でもプロ野球やJリーグの開幕日時が決定するなど、徐々に動き始めている。
そんな中、試合再開の目処こそたっていないが、少しずつトレーニング再開等次戦に向け各々が動き始めている格闘技界。
今回は、総合格闘技家の浅倉カンナ選手にインタビュー。前回インタビューからおよそ2ヶ月。自粛期間や現在の練習環境及び気持ちの変化、モチベーションについて話を聞いた。
状況の変化に関わらず、やることは変わらない
ー自粛期間中はどのような練習をしていた?
「4月中は怖くて殆どジム等は自粛していました。かと言って、元々ジッとしているのが得意ではないので、外へ走りに行ったり、どうしてもジムへいく際は、誰もいない時間に行ったりしていました。総合格闘技は特に人との接触が多い競技なので、極力自分1人でできる練習をしていましたね」
ー現在の練習環境は?
「緊急事態宣言が解除されて、少しずつ本格的なトレーニングを再開しています。とは言っても、窓を全開にしたり、マスクを着用しながらトレーニングをしたり、できる限りの対策はとっています。正直マスクをつけた上でのトレーニングはきついですが、これもトレーニングの一環だと思いながら取り組んでいます」
ー久々に仲間に会えて嬉しかったのでは?
「もちろん、嬉しかったです。やっぱりみんなと会って、頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうと鼓舞されますからね」
ー現在の心境、モチベーションの変化は?
「初めの頃は気持ちの切り替えが難しい部分はありましたが、でもやはり試合が無くても練習はしないといけない。そこはコロナどうこうに関わらず、基本的な部分ではあるので、いつ試合がきても良いように行っていました」