「圧倒的にイノウエが強い」井上尚弥対タパレス戦、フィリピン人識者も”お手上げ”「最もタフな一戦になる」
11月19日に配信された、タパレスの特集記事の中で、「もし、ナオヤ・イノウエを倒すことができれば、彼はボクシング界で、4団体統一王者になった最初のフィリピン人ボクサーとなる。WBC、WBO、IBF、WBAの4つのタイトルをすべて獲得すれば、フィリピン人ボクサーとして初の快挙だ」とする、トレンティーノ氏によるコメントを紹介しており、「歴史的」な出来事であると強調している。
だが、同国史上初めての偉業達成についてトレンティーノ氏が語っているものの、他に「彼のキャリアの中で最もタフな一戦になるだろう」と試合内容に言及したことも綴られている。
その上で、トレンティーノ氏は井上について「今のイノウエは最高のパウンド・フォー・パウンドファイターの1人であり、絶好調だ」と主張。さらに「圧倒的にイノウエが強い。私はマーロン・タパレスがキャリア最高の状態で来ると信じているが、しかしそれでモンスターを超えることができるだろうか？」と試合を見通している。
ボクシング王国としても知られるフィリピンで、初の4団体統一王者誕生への期待を背負うタパレス。だが、対戦相手として立ちはだかる井上尚弥という存在は、やはり高すぎる壁なのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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