球宴先発左腕に衝撃のがんの疑い、克服してきたアスリートたちも多数

タグ: , , , , , , 2022/8/5

 野球界以外では、サッカーのオランダ代表で長く活躍した名ウイングのアリエン・ロッペンも精巣がんを克服した選手として有名だ。キャリア全盛に近い2004年3月、オランダリーグ・PSVから、英プレミアリーグのチェルシーへ移籍。ちょうどその頃に精巣がんが発覚し、手術を受けていたと後に明かしている。チェルシーの2004-2005シーズンからのプレミアリーグ2連覇に絶大なる貢献を果たし、世界的なウイングへと飛躍を遂げていった。

 症例は異なるが、今も現役で活躍する阪神・原口文仁も大腸がんを克服した。2019年1月に人間ドックで大腸がんが発覚。手術、リハビリを経て同年の6月には1軍復帰を果たした。オールスター戦にも選出されて、第1、2戦とも2試合連続本塁打という離れ業を演じた。今季は5試合の出場に留まっているが、不安な思いを胸に復帰へ踏み出す大関にとって、心強い存在に映るに違いない。

 左腕から繰り出される150kmを超えるストレートと、低めに決まる変化球は前半戦だけで多くのファンを魅了してきた。鷹党だけじゃない、全国の野球ファンが、大関がまたマウンドに立つ姿を見たいと願っている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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