日本ハム ノンテンダー問題 稲葉GMの「再契約も考えていた」発言で波紋 果たして「誰得」?
一方で、今回のノンテンダー通告を受けた3選手とも苦汁を飲まされた。DeNA入りした大田は8000万円ダウンの5000万円、楽天入りした西川も65%ダウンの8500万円と買い叩かれることに(年俸は推定)。これには球界内からも「高額年俸の選手たちにはそれぞれ積み上げたキャリアがある。選手の歩んできた道を尊重する意味でも年俸には減額制限(1億円以上の選手には40%)が設けられているのに、そういった制度を踏みにじるような球団ファーストのやり方に反発を覚えている選手もたくさんいる」(球界関係者)
その結果、危惧されているのは「このようなドライな球団経営を続けていると、その内に日本ハムに行きたいという選手もいなくなるのでは」(同)とドラフト戦略にも影響を及ぼしかねないとささやかれている。
果たして今回のノンテンダー騒動は「誰得」になるのか。秋吉、大田、西川、通告を受けた3選手の新天地での巻き返しを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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