“誰からも尊敬された”35歳捕手をなぜDFA? 24歳プロスペクト捕手の緊急昇格に見るドジャースの「狙い」とは?
無論、信頼の厚かったベテランに対する急転直下のDFAは、小さくない驚きを呼んでいる。一方で球団の事情を加味すれば、致し方ないという見方もできる。
球界のありとあらゆる移籍情報を発信している『MLB Trade Rumors』は「バーンズは捕手として好成績を残しており、ロースターの中ではかなり堅実なメンバーであり、ドジャースは2022年に彼と契約延長を結んでいた」と指摘。その上で、今回の判断を次のように論じている。
「バーンズが35歳になったことを考えると、ドジャースは立て直しの望みをほとんど持っていないかもしれない。彼の不振とラッシングの台頭が重なり、ロースターから外れたと言える。彼の年俸と最近のパフォーマンスから判断すると、DFA後も大きな関心は寄せられないだろう」
デーブ・ロバーツ監督も「彼はチームをまとめる接着剤のような存在で、誰からも尊敬される選手だった。数字以上の存在だったんだ」と振り返るほどの影響力をもっていたバーンズ。そんなベテランにレギュラーシーズンの真っ只中で下された非情なDFAは、ドジャースにとっていかなる結果を招くのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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