「投手を諦めるのが最善」ボンズが大谷翔平の打者一本化を提唱 なぜ“最恐打者”は二刀流復活を拒むのか「わざわざ壊す必要ない」
「もしも、投手として復帰するならブルペンから出ていくべきだ。個人的にはそうなったら最高だと思うね。投手としての彼は優秀ではあるから、誰にとっても頼りになるクローザーやセットアッパーになれるだろう。
もう先発投手として頑張る必要はない。6回までノーヒットノーランを続けていたら、その後もノーヒットノーランを完遂しようと努力しなければならないかもしれない。そして翌日、DHを任せるのか?」
投手、とりわけ先発投手の負担の大きさを考え、「投手・大谷」の再起に懐疑論を投げかけるボンズ氏は、「彼はポジションプレーヤーもできるし、外野もできるだろう」と強調。自身も現役時代に外野手を務めていた経験から「50盗塁できるなら外野はやれる。あのポジションは大したことがない。突っ立っているだけだ」と断言した。
大谷の投手としての才覚を評価しつつも、打者完全転向を訴えたボンズ氏。レジェンドの言葉だけに説得力はあるが、そのストレートな物言いは波紋を呼びそうな気配だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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