ロッテの佐々木朗希が今季ワーストの4失点 怪物の性格を逆手に取ったDeNA打線に軍配
そのため粘られてリズムを崩すと球が甘く入ることもあり、6回も佐野を9球目のストレートで空振り三振に仕留めた後は牧に初球のスライダーを左中間に運ばれて勝ち越しの適時三塁打を献上。続く宮崎にも初球の外角高めへの159キロのストレートを捉えられ、右翼席に吸い込まれる2点本塁打を打たれた。
この日でチームは交流戦の全日程を消化。19日から4日間試合がなく、パ・リーグのペナントレースが再開するにあたって先発投手陣のローテが再編される可能性は十分だ。
佐々木朗も通常の中6日の間隔でいけば、次回登板は25日の日本ハム戦(ZOZOマリン)と見られるが、ダルビッシュ有(パドレス)や大谷翔平(エンゼルス)を日本ハムの投手コーチ時代に育てた手腕のある名伯楽の吉井監督だけに、いったん登板間隔を少し空けて再調整させることも考えられる。
ロッテの先発陣は種市、美馬ら好調な投手が控える。あえて佐々木朗ばかりに頼る必要もないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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