CS争いのDeNAで球界OBから「どこ行ったんだ?」 厳しい目を向けられる助っ人の存在

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 その上で高木氏は「ただ、オースティン、どこいったんだ?」と破壊力ある打撃が持ち味のタイラー・オースティンの存在を気にかける場面も。

 オースティンと球団とは2022年から3年契約を結んでいる。しかし22年は2度の右ひじ手術を受け、38試合に出場し、打率・156、1本塁打、3打点。今シーズンは5月18日に出場登録を果たすと、6月20日に登録抹消。交流戦でヘッドスライディングをした際に右肩を痛めたとされ、「右肩鎖関節のねんざ」と球団も発表した。交流戦期間中は指名打者か打者で出場、22試合で打率・277、6打点をマークしている。

 一方で今シーズンも1か月しか働けず、勝負の8、9月になってもまったく昇格の気配が見えないことで高木氏は「8月は(試合に)出てくるだろうなと思っていたら1回も出てこない」として、助っ人として役割を果たせていないと厳しい目を向ける。

 今シーズンでチーム6年目、かつては2年連続で本塁打王に輝いたネフタリ・ソトも今季はここまで90試合に出場し、打率・244、9本塁打、39打点のキャリアワーストとやや寂しい成績となっている。

 4位の巨人とは3ゲーム差をつけ、CS争いはここからが本番となる。チームにとって大事な助っ人が果たす役割にも引き続き注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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