矢野阪神「だから勝てない」といわれる「貧打線」「拙守」の舞台裏
またも天敵にやられた。阪神は19日のヤクルト戦(神宮)に0ー3の完封負け。先発・小川に7回2安打と封じ込められ、拙守も響いた。
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先発のガンケルは6回4安打1失点と試合を作り、3回には左前打を放つなど攻守で躍動したがこの日も打線の援護がなかった。「連続3失点以下」のプロ野球記録をこの日で「21」と伸ばすなど、投手陣の安定ぶりは相変わらずだったが、相変わらずの「貧打線」が目立った。
「(小川は)コースもいいし、球のキレもあった。でも、そんなことばっかり言っても仕方がない」と矢野監督。相手小川には前回3日の対戦で完封負けを許したことに続き、16イニング連続無失点中。バッテリーを組む中村の好リードもあり、完全に「お得意様」にされている。
また打線の湿り具合に関してはこんな指摘の声もある。
「以前からいわれているが、打席での淡泊な対応が目立つ。一発は出るが、何とかファウルで粘るなどいやらしさを感じる打者が少ない」(球界関係者)
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