MLBで大型トレード、期限ギリギリに移籍した日本人選手は?
メジャーリーグは米東部時間の7月31日午後4時にトレード移籍の期限を迎えた。昨年まではウエーバーを経てのトレードは8月末まで許されていたのだが、今季から期限を一本化。数多くの駆け込みトレードが成立した。
試合中にトレード!?
中でも最大の大物はダイヤモンドバックスからアストロズへ移ったザック・グリンキー投手。通算197勝を挙げ、200勝間近の右腕。年俸3450万ドル(約38億円)は投手最高俸にあたる。
この日はヤンキース戦に先発し、田中将大と投げ合っていた。5回2安打2失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板。その直後、トレードが発表に至った。平野佳寿が逆転を許し、ダイヤモンドバックスでの最後の白星は消えてしまった。
アストロズはジャスティン・バーランダー、ギャレット・コールにグリンキーが加わり、強力な右の3本柱がそろった。3人ともいつサイ・ヤング賞を受賞してもおかしくない実力者。ポストシーズンではエース級の先発投手を3枚そろえることが勝利への近道とされ、2017年以来2年ぶりのワールドシリーズ制覇へ本腰を入れる補強となった。
他にもインディアンスからレッズに移籍したトレバー・バウアー投手ら、多くの実績ある選手が職場を移した。
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