オリックスのドラフトの歴史を振り返る!「神ドラフト」「残念ドラフト」はいつ?
◆残念ドラフト=2003年
自由枠 歌藤達夫(ヤマハ)投手
2 柴田誠也(北海道尚志学園高)投手
4 嶋村一輝(九州国際大)内野手
5 野村宏之(近大)投手
6 松村豊司(立命館大)投手
7 小島昌也(自由ヶ丘高)外野手
8 由田慎太郎(早大)外野手
近鉄との合併前のドラフトは残念な結果に終わった。自由枠の歌藤は通算131試合登板で3勝といまひとつ。期待されたほどの活躍はできないまま、シーズン4年目途中で日本ハムにトレードされた。野手では嶋村が「一輝」の登録名でユーティリティーぶりを発揮したものの、規定打席には1度も届かずに終わった。
【まとめ】
チーム成績に比例するほど外れ年が多いわけではないが、ドラフトの観点からいえば、クジ運が悪すぎる。05年、辻内の抽選に臨んだオリックス中村勝広GMが外れクジを当たりクジと勘違いして大喜びしてから、なんと11連敗。17年に競合した田嶋の的中が、1998年の新垣渚以来となる当たりクジとなった。外した選手がもし入団していたら…と思わずにはいられない。
【オリックス・ドラフト抽選11連敗の歴史】
■2005年
【高校生】
辻内崇伸(外れ)
→岡田貴弘
■2006年
【高校生】
田中将大(外れ)
→延江大輔
■2007年
【高校生】
中田翔(外れ)
→丹羽将弥
■2007年
【大学生・社会人】
大場翔太(外れ)
→篠田純平(外れ)
→小林賢司
■2010年
大石達也(外れ)
→伊志嶺翔大(外れ)
→山田哲人(外れ)
→後藤駿太
■2011年
高橋周平(外れ)
→安達了一
■2012年
藤浪晋太郎(外れ)
→松永昂大(外れ)
→松葉貴大
近年ドラフトでは、苦手な抽選を避けて単独指名に狙いをシフトし、成果を挙げつつある。主軸の吉田正尚、大城滉二らを獲得した15年、山岡泰輔と山本由伸の強力2本柱が入団した16年など、大当たり年になる可能性を秘めている。戦力が底上げされ、世代交代を進めており、今年はリーグ連覇を目指す。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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