2026年からF1参戦のキャデラック 候補ドライバーにベテラン起用を英メディアが有力視「すでに舞台裏で大きく前進している」

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 他にも、スコット・ミッチェル=マルム氏の見解として、「その利点を最大限に活かせるかどうかは、彼らの組織の規模や成熟度、適切な設備へのアクセスにかかっている。また、ライバルチームは、キャデラックが得ているアドバンテージはせいぜい『小さなもの』であり、膨大な作業量をこなさなければならないという事実を相殺する程度のものだと考えているようだ」として、明らかな優位であるとは限らないと説いている。

 さらにトピックでは、ドライバー候補にも言及。インディカーでのキャリアを重ねるコルトン・ハータやカイル・カークウッド、F2レーサーのジャック・クロフォードといった米国人ドライバーを予想。加えて、「キャデラックは経験豊富なドライバーをアメリカ人の相棒として迎えたいとも考えている」と指摘し、その上で、「バルテリ・ボッタスの名前が挙がっており、彼は2025年にメルセデスのリザーブドライバーを務める予定だが、キャデラックとすでに交渉を行っているという」などと綴っている。

 果たして、“11番目のチーム”であるキャデラックはどのような体制を整え、グランプリ参戦を果すのか。グリッドに並ぶまでの残り1年、チームの動向は大きな注目を集めることになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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