セ新人特別賞5人は多すぎない? 新人王は栗林、年俸では牧、下剋上は中野!
ドラフト下剋上ランキング
①阪神中野=20年6位
②阪神伊藤将=20年2位
②DeNA牧=20年2位
④広島栗林=20年1位
(単独指名)
⑤ヤクルト奥川=19年1位
(3球団競合)
⑥阪神佐藤輝=20年1位
(4球団競合)
ドラフト順位が低いほど期待値は低く、活躍すれば球団にとっては「うれしい誤算」。そういう意味で、ドラフト6位入団ながら盗塁王を獲得した阪神中野拓夢内野手(25)は、いい意味で予想を裏切る大活躍だった。4月から遊撃レギュラーに定着し、打率2割7分3厘、30盗塁をマーク。ドラフト2位伊藤将が10勝し、同1位佐藤輝が24本塁打と、新人3人が大きな戦力となった阪神は、近年まれに見るドラフト大当たり年となった。
高校野球活躍度ランキング
①ヤクルト奥川=星稜
(甲子園準優勝)
②阪神中野=日大山形
(甲子園ベスト4)
③阪神伊藤将=横浜
(甲子園3回戦)
④DeNA牧=松本第一
(長野県大会優勝)
⑤広島栗林=愛知黎明
(愛知県大会準優勝)
⑥阪神佐藤輝=仁川学院
(兵庫県大会4回戦)
アマ時代の知名度では、星稜のヤクルト奥川がダントツ。2年春から甲子園に4季連続で出場し、150キロ超をマーク。3年夏は決勝で履正社に敗れ、石川県勢初の優勝はならなかったが、準Vに導いた。大船渡・佐々木朗希(ロッテ)、横浜・及川雅貴(阪神)、西純矢(阪神)の4投手とともに「高校ビッグ4」と呼ばれ、プロ入り後も同世代で刺激し合っている。