5月のセ・リーグ投手月間MVPは?広島勢かノーヒッター戸郷か、それとも防御率0.62の右腕か

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■広島のリリーフ陣が好内容

 3・4月度はクローザーのR・マルティネス(中日)が受賞した、セ・リーグ投手部門。今月も広島の2人のリリーフ投手が特筆すべき内容を見せている。

 セットアッパーの島内は月間11ホールドを記録。五十嵐亮太(当時ソフトバンク)が持つ月間記録(2014年7月、12ホールド)にはあと一歩届かなかったものの、5月1日の阪神戦から17日の巨人戦にかけて7試合連続で無安打無失点の快投。31日のソフトバンク戦(みずほPayPay)で救援失敗するまで無失点記録が続いた。

 クローザーの栗林は11試合に登板し9セーブ2ホールド、防御率0.00と完璧な投球を見せた。ハイライトは5月26日のDeNA戦(横浜スタジアム)、史上36人目の通算100セーブを達成。178試合目の達成は馬原孝浩氏(元ソフトバンクほか)に並ぶ、日本人投手最速タイのスピード記録である。





[文:尾張はじめ]

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