「10分は結構長い」高校野球のクーリングタイムに球界OBが提言「5分がちょうど良い」
開幕戦の土浦日大高と上田西高の試合では、選手が担架で運ばれる一幕があった(C)ACPHOTO
炎天下でのプレーが問題視され続けている夏の全国高校野球。今大会では暑さ対策として5回終了後に10分間、ベンチ裏に移動してクーラーや送風機が設置されたスペースで休息をとる“クーリングタイム”が初めて実施された。
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初の取り組みということでその効果は未知数ではあるが、果たしてどのような影響を与えるのだろうか。現役時代にヤクルトで守備の名手として活躍した宮本慎也氏がYouTubeチャンネル『野球いっかん!』に出演。クーリングタイムについて私見を述べた。
まず「(クーリングタイムの)直後が多いんだって、足つるの。ホッとしちゃうんだよね」「10分って結構長い。そこからもう1回気持ちを作るっていうのがあるのかもしれない」という。開幕カードとなった土浦日大高と上田西高の一戦ではクーリングタイム後の6回に上田西高の選手がふくらはぎに違和感を覚えて交代。さらには、土浦日大高の選手も6回の終わりに倒れ込み、担架で運ばれる一幕があった。
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