鎌田大地、ミラン合意報道にリバプール専門メディアが”白旗”「アンフィールドに移籍することはないだろう」
去就が注目されていた鎌田。来季はイタリアでプレーすることになりそうだ(C)Getty Images
今季限りでフランクフルトを退団する鎌田大地のACミラン入りが報じられている。昨季より、さまざまなクラブが獲得を目指したとされ、欧州を股にかけその去就が注目されていたが、すでにイタリアをはじめ、各国メディアがミランとの「契約合意」を伝えており、欧州王者にも輝いたMFが来季、セリエAのピッチに立つことが確実視されることとなった。
シーズン終了後の契約満了となり、移籍金を必要としないことから、欧州有力クラブへの移籍の噂が絶えなかった鎌田。常に移籍先候補に挙げられ、チームの新たなキーマンと目論みながらも獲得が実現とならなかった名門の内情も、欧州では話題となっているようだ。
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プレミアリーグ、リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は現地時間5月30日(日本時間31日)、公式サイト上において「リバプールがアイントラハト・フランクフルトのダイチ・カマダに興味を示していると報じられているが、ACミランがこのレースを制する構えを見せている」と綴っている。
続けて、他メディアの情報などを用い状況を説明しており「『The Athletic』によると、レッズはブンデスリーガ準優勝のボルシア・ドルトムント、プリメイラ・リーガ優勝のベンフィカ、サウジアラビアのアルヒラルとともに、契約の可能性を検討したが、カマダの希望は常にミランへの加入だったようだ」として「白旗」ともとれる一文を掲載。
その一方で「今シーズンは全コンペティションで16ゴール7アシストを記録したカマダは、『偽9番』として活躍する素質を備えている」とプレーヤーとしてのスキルに言及。さらに「もしリバプールがミランを破って加入となっていれば、カマダは主に先進的な8番としてプレーしていただろう。また、前線でのオプションも提供できたかもしれない。中盤でプレー可能なフォワードであるコーディ・ガクポの逆バージョンとなっていただろう」として、さまざまなイメージも膨らませている。