矢野阪神 泥沼7連敗!ささやかれる「指揮官の差」とは
一方の阪神は、この日も後手に回った采配が目立った。不振の佐藤輝を6番に下げ、4番には来日初となるロハスを起用。その佐藤輝が長打を含むマルチヒットをマークしたのは明るい材料だったが、4番に起用したロハスはノーヒットに終わった。
現在は中野、大山、近本といった主力選手をコロナ禍で欠く中、やりくりにも頭を悩ませる現状はあるが、現在のチーム状況についてはこんな声もある。
「主力がいない苦しいときだからこそ、チームが機能するようにベンチワークで助ける必要がある。送るときは送るなど含めて、この日のヤクルトが2回にノーヒットで1点を奪ったのが対照的だった。矢野監督は同じようにやられていると嘆くが、やられる原因もある」(同)
ヤクルト・高津監督もコロナ禍で最近は大型連敗も経験。なかなか選手の調子が上がらない中、オーダーのやりくりに頭を悩ませてきた経緯はあるが、この日の勝利に結びつけた。
「何か仕掛けていかないとというのは常に思っています」と高津監督は話す。
一方、今季が契約最終年となっている阪神・矢野監督が采配を振るえる試合も残り少なくなってきた。苦しい状況にはあるが、指揮官のタクトでチーム浮上のきっかけをつかみたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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