清宮が逃れられない「村上コンプレックス」
ドラフトで7球団から指名された清宮は期待値が大きいだけに、成績は見劣りするが、大砲の片りんは感じさせる。安田も中距離打者として打点をあげ、中村もようやく1軍で出場機会を増やしている。ただ成績を並べると、村上の数字が突出しているせいで、どうしても他3人が伸び悩んで見える。
「同期入団として、村上選手の活躍についてどう思いますか?」。村上の同世代はおそらく、こんな類いの質問を、うんざりするほどされてきたことだろう。そして、どれだけ活躍したとしても、村上と比較されることになる。精神的に気にしないタイプなら問題ないが、「村上コンプレックス」とは選手自身のなかで折り合いをつけ、うまく付き合っていかなければならない。
成長のタイミングは人それぞれ。今後、否が応でもついてくる「村上コンプレックス」をはねのけ、覚醒する同期ライバルは出現するか。BIG3の意地に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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