ヤクルト村上にあって阪神サトテルにない「決定的な違い」
この好対照の働きにはこんな声もある。
「共に主砲としての責任感もあるし、チームを思う気持ちも人一倍ある。一方で今の村上には状態の良さもあり、相手投手を見下ろして打席に立てる強さがある。いい意味で『俺様モード』が保てていることも大きい」(球界関係者)
実際に村上は伊藤将とは今季初対戦だったが、映像などを見てデータを確認。好投手ということは分かっているだけに、わずかな失投を見逃さなかった。
6月、7月とも2か月連続MVPに輝いた村上は8月も打率・361、5本塁打、9打点と好調をキープ、勝負の9月を見据えている。
一方の佐藤輝も3回の満塁の好機には打てなかったが次の打席では17号2ランを放ち、追い上げた。好敵手の存在が互いの成長にもつながっていく。今季は異次元ともいえる村上の活躍が際だっているが、今後の「4番対決」の行方、佐藤輝の巻返しにも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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