“札束攻勢”の金満補強を続けるドジャースは「悪」なのか 米記者が異論「ファンは的外れ。ルールを理解していない」

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 そして、「大型補強=優勝」という考えにも「このスポーツにはランダム性と運が付き物で、一人の選手が支配することは許されない」と言及。「ドジャースも、負傷者やスター選手たちの不調により、リーグ優勝決定戦で敗退する可能性もある」と断言し、あらためて投資を渋る経営陣に対する不満をぶつけている。

「確かにドジャースは今の選手層を固めるために多額の資金を投じてきた。しかし、オーナーグループがチームの勝利を目指して積極的に努力することは悪なのだろうか。むしろ野球界にとって悪いのは、ろくに投資すらせずに、さらなる利益を懐に入れようとする億万長者のオーナーが『我々はカネがない』と嘆いていることだ。勝利にこだわらないなら、トースターの会社を買えばいい。野球は競争企業だ。残念ながらドジャースはそのように振る舞っている数少ないチームの一つだ」

 今オフのドジャースは、契約金最低6億ドルと言われる大物フアン・ソトをはじめ、コービン・バーンズや佐々木朗希、さらにはテオスカー・ヘルナンデスとの再契約など補強の噂が尽きない。

 そうした情勢下で批判ももろともしない“銀河系軍団”は、どれだけのメガディールを生み出すだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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