「なんで交代したんだ」ノーヒット降板→即逆転 裏目に出た今永昇太の交代策に賛否両論「逆に今永の凄さが際立つ」

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ドジャース打線を牛耳る完璧な内容で降板した今永。(C)Getty Images

 先を見越した継投策が裏目に出た。

 3月18日に東京ドームで行われたドジャースとのMLB開幕戦で、カブスの今永昇太が先発登板。初回に大谷翔平を二ゴロに仕留めるなど、4回(69球)を投げ、無安打、無失点のノーヒットピッチングでマウンドを降りた。

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 注目を集めた大谷との対決を2度とも凡退に打ち取るなど、強打者が居並ぶドジャース打線を圧倒した今永。ノーヒットを継続していた左腕だったが、球数が69に増えていたこと、さらに例年であればオープン戦を行っている時期である事情も考慮してカブス首脳陣は交代を決断。1点をリードしていたこともあって妥当な判断ではあったが、結果的にはそれが裏目に出てしまった。

 好投していた31歳の左腕が降板した5回にドジャース打線が奮起。カブス2番手のベン・ブラウンを一気呵成に攻め崩して3点を奪取して逆転。この試合を含めて今永に7打数ノーヒットに封じられていた大谷にも痛烈なライト前ヒットが飛び出した。

 結果論ではある。ただ、逆転劇を招いたカブス首脳陣の4回での今永交代の判断にはXで賛否両論が噴出。「交代させられたのかわいそう」「交代した途端だった」「なんで交代したんだ」「あと1回は行けた」といった否定的な意見が目立った一方で、「今永が降りた後にドジャースが逆転したのは日本人にとっては得では?」「逆に今永の凄さが際立つ」「球数的にも交代は仕方なかった」「健康に1年投げるために仕方ない」といった肯定的なコメントも相次いだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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