即戦力投手豊富のドラフト あえて高校生投手に行くならこの二人 未来のエース候補も
前田は言わずと知れた強豪・大阪桐蔭のエース左腕。1年の頃から全国区で名を馳せ、世代最強投手の称号を欲しいままにしていましたが、最後の夏はけがもあって万全の状態にはほど遠く、チームも大阪大会決勝で履正社に敗退。しかし、9月に台湾で行われたU18ワールドカップではエース格としてフル稼働し、決勝では地元の歓声に後押しされた台湾を見事に抑え、世界一の原動力になりました。
木村も甲子園出場まで「あとアウト3つ」に迫った今夏の茨城大会決勝・土浦日大戦。3点リードの9回に一挙5失点で甲子園行きは果たせず、涙に暮れました。しかし、前田同様にU18ワールドカップで日本代表入りすると、3試合にリリーフして6イニング1失点、11奪三振の快投を披露。変化球も含めた制球力に優れ、将来のエース候補としての活躍が期待できます。
「木村は夏の甲子園に出ていたら、もっと騒がれる存在になっていたかもしれません。知名度は前田ほどではないですが、潜在能力は負けないほど。3年ぐらいファームで鍛えたら、手のつけられない大器になる可能性も十分です」(前述のデスク)
来年、確かな白星を上積みしてくれる即戦力投手か、あるいは未来のエースになり得る高校生投手か。運命の「10・26」。各球団のジャッジにファンの熱視線が注がれそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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