立浪中日 泥沼5連敗 球団68年ぶり13試合連続ホームランなし 響いた「キーマンの離脱」「気になる兆候」

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高橋周平離脱以降、チームは連敗を続けている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 中日は4月23日の巨人戦(ひたちなか)に0-2と敗れ、今季4度目の完封負けで5連敗。3位転落となった。

 左腕エースの小笠原慎之介は初回に坂本勇人の適時打で先制を許すと、4回にも萩尾匡也の適時打で2点目を失った。

【動画】これぞ4番の仕事!中日8年ぶり首位奪還に貢献した中田翔の2点適時打シーン





 その後は粘り強く投げ失点を許さなかったが、この日も打線が重かった。

 先の阪神3連戦でもわずか2得点と貧打がクローズアップされたが、この日も3回までは無安打と相手先発の山崎伊織に封じられ、チーム初安打は4回の三好大倫の右中間二塁打となった。最大のチャンスは7回。先頭の中田翔が四球を選び、一死一、二塁のチャンスを作ったものの、相手2番手左腕・高梨雄平に代打の大島洋平が遊ゴロ、続く山本も見逃し三振に倒れ、点を奪えなかった。

 8回も左腕アルベルト・バルドナードの前に3者連続三振を喫し、最後は守護神の大勢に抑えられ、打線も覇気のなさが目立った。
 
 開幕から3番を務め、攻守に渡って奮闘した姿を見せていた高橋周平が今月17日に右外側ヒラメ筋損傷のため出場選手登録を抹消された。16日のヤクルト戦(バンテリン)で三遊間のゴロをさばいた際に足を痛めたとされる。

 オープン戦で結果を残し開幕1軍を勝ち取った高橋は「3番・サード」として高い守備力でも再三、チームを盛り立てていた。攻撃面でも4番につなぐ大事な役割を果たしていたとあって、高橋が抹消された翌日の18日のゲームからくしくもチームは5連敗となっている。

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