立浪中日 受難!指揮官離脱に「根尾の打率は話にならない」発言余波とは
中日は3日、立浪和義監督(52)と西山秀二バッテリーコーチ(54)の2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。球団が首脳陣、選手、スタッフら関係者のPCR検査を行い、2人の陽性が判明した。ともに無症状で、現在は隔離、療養しているという。
恐れていた事態が起きた。立浪監督は12球団監督で初の感染者。指揮官代行するコーチなどの人選含め、球団も対応に追われそうだ。同監督の現場復帰は最短でも第3クール、11日前後になるとみられる。
今季から新監督となり先陣に立って張り切っていた立浪監督にとっても、痛い空白の時間となる。キャンプ初日には「へらへら笑いながら(練習を)やっている選手は外すよ」と猛ゲキを飛ばしたばかり。近年はBクラスが定位置となっているチームの底上げに緊張感を持って練習に取り組む姿勢を示したばかりとあって、「指揮官不在」がチームに与える影響が危惧されている。
中でも心配されているのは「強化指定選手」への影響だ。課題の打線強化に関してプロ3年目の石川昂弥内野手(20)、同じく4年目の根尾昂内野手(21)の覚醒はチームの最重要事項ともいえる。それら期待枠の選手たちに対する立浪監督の熱血指導も注目されていたが、今回の不在でもたらす影響が心配されている。
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