「日本を代表するようなコンビになる可能性を秘めている」と球界OBも熱視線を送る 中日の新二遊間のポテンシャルとは

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 そして注目の二遊間については、遊撃が育成から支配下登録されたキューバ出身の21歳、クリスチャン・ロドリゲス、二塁をプロ2年目の田中幹也に託すことになった。

 この新二遊間コンビに関して高木氏は「水も漏らさぬというか、守備を優先したなと思った」と高い守備力が買われたとした。

 背景には中田翔の加入、新外国人アレックス・ディカーソンの存在、成長を見せている外野手の三好大倫、またサードを高橋が守るなど課題の攻撃面で目途がついたことで守備力優先の二遊間が実現したと見る。そうでなければ「少しでも打てる選手を二遊間に配置したかもわからない」とした。

 その上で、ロドリゲス、田中の新二遊間には「スピード感が合う」と高いポテンシャルを認めた。ロドリゲスといえば、身体能力の高さ、柔軟な身のこなしは誰もが認めており、オープン戦でも守備でしばしば現役メジャーリーガーばりの好プレーを披露していた。

 一方の田中もルーキーイヤーの昨年、オープン戦の負傷でシーズンを1軍で出場することは叶わなかったが、元々走攻守に安定した動きを見せていたとあって、こちらも活躍が望まれている。

 この二遊間に加え、サードは高橋、一塁は中田とともにゴールデン・グラブ獲得者とあって、ゲッツーが増えるなど守備の上でも鉄壁の内野陣が期待できるとした。 

 ロドリゲスについては打撃に関しては発展途上とされるが、今後「体ができあがってバッティングも備わってくると相当すごいショートになってくると思うよ」と高木氏も明言。今後に関して「楽しみだよ」としながら、「日本を代表するようなコンビになる可能性を秘めている」と新二遊間に高い期待を寄せる場面も。

 中日の二遊間といえば、かつて常勝軍団を支えたアライバコンビ(荒木雅博氏、井端弘和氏)が広く知られている。投手力のチームで知られるだけに、守備の安定も欠かせない中、果たして今季の内野新布陣はチームにどう勢いを与えるか。2024のチームスローガン「勇龍突進」を体現すべく、各選手の奮闘に期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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