中日の開幕オーダーを大胆予想!4番・中田、左翼ディカーソンで攻撃的に その狙いとは?

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中田を4番に据えた打線が機能すれば、中日は上位進出を果たせそうだ(C)産経新聞社

 いよいよプロ野球開幕ウィークに入り、各チームの陣容があらかた見えてきた。本稿では中日の開幕オーダーを予想してみたい(データは3月26日現在)。

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■開幕オーダー予想
 まずはオーダーを並べてみよう。
(中)三好大倫
(二)田中幹也
(三)高橋周平
(一)中田翔
(右)細川成也
(左)ディカーソン
(捕)木下拓哉
(遊)ロドリゲス
(投)柳裕也

■4番・中田翔が今季の大方針

 今季の目玉は「4番・中田翔」。オープン戦では打率.132、1本塁打と振るわず、ラスト2試合はコンディション不良で欠場。ただ、回復傾向にあるため、立浪和義監督は問題ない旨を公言。起用するからには4番、というのが大方針である。

 中田を挟むのは高橋周平と細川成也。高橋は昨季ホームラン0本とキャリア始まって以来の不振、春季キャンプは2軍スタートと逆境に晒されていたが、オープン戦で少ないチャンスをモノに。攻守でハツラツとしたプレーを見たい。

 細川はオープン戦で特大アーチを連発するなど、現役ドラフト2年目の今季もさらなる進化を望める。5番を打つことで中田の背中から学ぶことも多いだろう。

■三好&田中の新1・2番コンビがハマるか

 不動の1番・岡林勇希は右肩の状態が思わしくなく、開幕2軍スタートが濃厚。その枠に入ったのが4年目の三好大倫だ。

 入団当初から走攻守全てでポテンシャルの高さを認められていたが、昨季までは殻を破りきれず。今季は近本光司(阪神)を彷彿させる、バットの先端を投手側に倒した新打法が良い方に作用し、実戦でヒットを量産。開幕戦でも結果を出せば、一気にレギュラー獲得も夢ではない。

 三好の後、2番を打つのは田中幹也。本来ならルーキーイヤーの昨季に開幕スタメンを掴むはずが、帰塁時の右肩脱臼でシーズンを棒に振った。今季は捲土重来の2年目となる。しぶとい打撃、忍者のような俊敏な走塁は打線にアクセントをもたらすはずだ。

 この1・2番コンビは2人とも足を使えるところに魅力がある。塁に出てかき回せば、自ずと中田らの打点が増えることだろう。

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