激アツ!中日の二遊間争いで注目集める「即戦力ルーキー」「戻ってきた男」
立浪監督も勝負の3年目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
中日で二遊間バトルが激化している。
昨年固定できなかった二遊間をめぐっては、今キャンプも複数選手が挑戦中。虎視眈々と定位置を狙っている。
2月21日に行われたロッテとの練習試合(沖縄・北谷)でも各選手がアピールに努めた。勢いを感じさせたのは、即戦力ルーキーの呼び声高いドラフト3位、辻本倫太郎(仙台大・22)だった。
「9番・遊撃」でスタメン出場、4回1死走者なしの場面ではロッテ・中村奨吾の抜ければ長打コースの当たりを逆シングルで捕球するとすぐさま体勢を整えて、ノーバウンド送球。華麗な守備でピンチの芽を積むと打撃でも5回一死二、三塁の好機にフォークを捉えて2点適時打をマーク。7回にも中前打とマルチ安打を記録。攻守にわたって内容の濃い光るプレーを見せた。
し烈な二遊間争い、ほかの選手も負けてはいない。この日は「6番・二塁」で先発出場した福永裕基が2打数1安打1犠飛で2打点をマーク、二塁で途中出場の村松開人も2安打2打点と存在感を示した。
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