「チームがバラバラになりかけている」最下位楽天の「内部分裂」が球界OBから危惧される理由
主砲・浅村は現在、打率・217と低迷、投手陣でもチームトップの成績をあげているのがベテラン田中将大の3勝(防御率・3・96)というのが寂しさを感じさせる。
こういったチーム状況をうけて高木氏は選手を導いていくのが監督、コーチ陣の務めとした上で選手たちに対しても「プライドって何のためにあるのか、チーム・団体競技はどういうものなのか」を教えていく必要もあるとした。
「でないとチームがばらばらになりかけている」として、今の状況で戦いを続けていれば、いずれ空中分解を迎えるとして危機的状況を心配する場面も。
最近のチームでは走塁などにおいても集中力に欠くプレーが散見される。投打にわたってここまで低迷するとなれば、チーム内に不協和音も生まれかねない。走攻守すべてにほころびが目立つとあって、苦しむ今こそ、チームをまとめあげる指揮官の力が求められている。
動画の最後では「まだ間に合うと思うから、早く手を打ってくれるといいなと思う」とチームの巻き返しを期待した高木氏。石井監督にとっては監督シーズン3年目を迎え、勝負の年ともいわれる中、選手、首脳陣とも今1度、チーム全体で力を合わせることが必要なようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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