緊急事態宣言延長がプロスポーツ界に与える影響は?
アマチュアスポーツ界も例外ではない。8月10日から予定していた全国高校総体(インターハイ)は中止に追い込まれた。夏の甲子園も、宣言延長で窮地に追い込まれる。予選の一番手で開幕する沖縄県大会は6月20日開幕予定。ただ準備に1カ月程度が必要で、5月末までの宣言延長で大会実施が不透明に。関係者は7月以降の開幕へ延期する方向性を示した。同様の悩みが47都道府県を次々に直撃する。有効な処方せんは見当たらない。
これまでに春のセンバツが中止。プロバスケットボールのBリーグも2019~2020年シーズンが途中で中止を余儀なくされた。ジャパンラグビートップリーグと、ラグビー日本選手権も中止となった。
1カ月の宣言期間を経ても、5月1日の東京都の新規感染者数は161人と高い水準を示した。ゴールデンウィーク中は休日で検査件数が減るため、感染者数の伸びはみられなさそうだが、再び連休明け平日の検査結果を見極める必要がある。何より医療提供態勢が逼迫している。
インターハイや高校野球の県大会は、時期をずらしての代替大会案も模索されている。感染を封じ込めるためには万全を期さなければならない。今はじっと堪え忍び、従来の枠組みとは違った形でのスポーツの機会創出へアイデアを練る時期なのかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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