秋山、筒香、菊池をMLB公式サイトで特集、NPB外国人選手たちから見た評価とは?
大リーグ公式HPは10月30日付で「メジャー球団が狙うNPB、KBOの選手たち」という特集を組んだ。NPBからは既にメジャー挑戦を表明した西武・秋山翔吾外野手、DeNA・筒香嘉智外野手。そして国内FA権を有し態度を保留している広島・菊池涼介内野手の3人が紹介された。
西武・秋山翔吾をNPB外国人選手たちが評価
記事は主にNPBでプレーする外国人選手らの証言で構成されている。楽天のウィーラーは「3選手ともNPBのトップ選手。メジャーのスピードとスタイルに適応することが、活躍のカギとなる」とテキストメッセージで返信したという。
NPBでのプロ経験や年齢により、海外若手選手を獲得する際に年間総額が制限されるインターナショナルプールには影響されないことも指摘。3選手のプレースタイルなどをスカウティングリポートの形で紹介している。
秋山については対戦経験のある楽天のハーマンが証言した。「非常に優れたコンタクトバッターだ」と指摘。「スピードもあり、毎日プレーできる。この5年間、毎試合、毎イニングプレーし続けている」と話した。メジャーでは打順は6、7番に入り、守備位置は左翼がフィットするのではと予想している。
ロッテのボルシンガーは「彼のアプローチはアダム・イートンを想起させる」と、ワールドシリーズを戦ったナショナルズの2番打者と似たタイプだと語った。俊足好打の右翼手で、今季は158安打し、打率・279、15本塁打、49打点、15盗塁だった。秋山はメジャーのレギュラーとして100%やっていけると断言。「彼に投げる時は本当にいらいらさせれる。どんな球でも拾って、当ててくる」と巧みなバットコントロールを称賛した。記事では30歳でメジャーに挑戦した青木宣親に似た経歴とも指摘した。