どの球団に有利?今シーズンは特殊な制限付きで外国人選手登録枠が拡大
日本プロ野球の外国人枠は1952年に設けられた。当時は支配下登録3人、出場選手登録3人でスタートした。それ以前に活躍していたロシア出身のビクトル・スタルヒンや、米国出身の与那嶺要らは枠とは関係なくプレー。制度導入後も、以前からプレーしていた選手らは外国人枠とは関係なくプレーできていた。
1966年には支配下登録2人、出場選手登録2人に変更された。1981年には支配下登録だけが3人に拡大。1994年には出場選手登録も3人に拡大された。1996年からは支配下登録の枠を撤廃。これは現在まで継続されている。
1998年からは出場選手登録が4人に拡大され、内訳の比率は「投手2・野手2」に限られ、どちらかのポジションが3人以上は禁止された。2002年に内訳の比率で「投手3・野手1」もしくは「投手1・野手3」が認められ、そのまま現在へと至っている。
開幕前日の18日には各チームの開幕ロースターが発表された。DeNAはピープルズ、パットンに、ロペス、ソト、オースティンという「投手2・野手3」を採用。救援左腕エスコバーが控えるだけにどう運用していくか。
阪神は逆にエドワーズ、スアレス、ガルシアと、マルテ、ボーアという「投手3・野手2」の陣容。こちらも新外国人に強打のサンズがおり、内訳の比率次第でチームの攻撃力と守備力のバランスが大きく変わってくる。
またロッテはハーマン、チェン、ジャクソンと、レアード、マーティンという布陣。「投手3・野手2」だが、支配下の外国人が5人で、当面はバランスをいじる必要がない。育成契約に3人外国人選手がおり、彼らの昇格次第となってくる。
紆余曲折を経ながら、拡大傾向にはある外国人枠。今季限りの難解な特例ルールをいかにうまく使いこなすかは、ペナントの行方を大きく左右しそうだ。
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