F1史上初の試み、『スプリント予選レース』を制したフェルスタッペン「何だか奇妙な気分」

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スプリント予選レースを制したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(ホンダ提供)


 1周目に大きな混乱もなく、レース中にコースアウトして大きく順位を下げたのはレッドブルのセルジオ・ペレス(メキシコ)だけ。アルファタウリの角田裕毅も16番グリッドからスタートし、16位でゴールした。

 当事者以外でも好意的な声がみられた。今季はF1シートを得られなかったニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)は自身のツイッターで「初のスプリント予選に関する私の考え:今週末はこれまでのところ良いエンターテインメントとなっているし、より感動的でよりレーシング(速さを競う)になっていた。よくやった」とつづった。元F1ドライバーでテレビ解説者のマーティン・ブランドル氏も「このスプリント予選のフォーマットは、これまでのところ成功したとみなさなければならない」と自身のツイッターで前向きな見解を示した。

 一方、元F1王者のニコ・ロスベルグ氏はスプリント予選レースの勝者がポールポジション獲得者と認定されることに違和感を訴えた。スプリント予選レースのグリッドを決める公式予選がグランプリ初日に実施されており、同レース開始前に自身のツイッターで「正しい決定ではない。ポールは100%、予選で最速のドライバーに与えられるもの。スプリント予選レースの勝者がポールポジションと扱われるべきではない。これではF1の記録がおかしくなる」と疑問を投げかけた。

 国際自動車連盟のジャン・トッド会長もスプリント予選レースの導入を歓迎していないとされており、同レース終了後は公式コメントを出していない。

[文/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)






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