「明暗として分かれている」日本ハム悪夢の13連敗 球界OBから指摘された7月攻勢に出た「楽天との差」とは
一方、敗れた日本ハムにおいては、先発の加藤貴が初回に相手4番の浅村に先制2ランを許し、4番を託された万波がマルチ安打を放つなど結果を残しながらも、攻撃との兼ね合いで「打点に反映されない」パフォーマンスだったことが響いたとした。
さらに岩本氏は「何度も言って申し訳ないんだけど」と前置きしながら、役割分担が明確となっているチームと曖昧なまま進んでいるチームの差とし、「この差が7月攻勢にたけているイーグルス、連敗街道のファイターズと野球のあり方、野球リズム」の違いとなって、両チームの「明暗として分かれている」とコメントしている。
楽天主砲の浅村は7月は打率・412、9本塁打、23打点と好調をキープする。どのチームにもいえることだが、投手陣にへばりが見えてくる夏場にいかに打線が奮起できるかが勝機を分けるポイントともされる。
開幕から選手を鼓舞し続ける新庄剛志監督にとっても厳しい戦いが続いている。球団ワーストの14連敗だけは何としても阻止したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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