「少し落ち着かせたほうがいい」ワースト7連敗 苦戦続く日本ハムに球界OBから指摘された「浮上ポイント」
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏は14日に自身のユーチューブチャンネルを更新。この3連戦の各球団の戦いぶりを振り返る企画の中で日本ハムについても言及している。
高木氏が注目ポイントとしてあげたのは打順だった。「負けているときこそ落ち着いたほうがいいのかな」として、日替わり打線となっているチームに関して、固定したほうが良いとの考えを示した。
13日の試合では今季初となる「1番・清宮」「2番・万波」の1、2番を組んだ。
この点に関して高木氏は「打順はどうやってもいいと思うんだけど」と前置きしながらも、「俺は清宮と万波はクリーンアップだと思っている」と持論を語る場面も。万波はキャリアハイの15発を放っており、最近は4番としての活躍も目立っていた。つながりを欠く打線に関しては「(打者には)もう少し適性のところ、場所がある」として、「負けているときこそ、じたばたしないでどっしり構えたほうがよい」と少し打順を固定して戦うことを勧めた。
日替わり打線は日本ハム始め、多くのチームでも取り入れており、最近のトレンドでもある。一方で起用する側としては選手のコンディション見極めの難しさ、選手にとっては、日々違った打順の適応を求められる難しさもあるとされる。
苦戦している状況だからこそ、高木氏は1、2番には足も使え、出塁率も見込める松本剛や五十幡亮汰を推薦。動画内では「本来力もつけてきているし、面白いチームだから」とエールを送った上で、「負けが込むときは(選手を)落ち着かせてやったほうがいいのかな」と気遣った。
一時は台風の目になるともいわれた日本ハム、前半戦最終の3連戦で意地を見せられるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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