日本ハム稲葉新GM ささやかれる「いばらの道」の理由とは

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 「GMということは編成トップとしてアマチュア球界など様々な場所にも顔を出して、つながりを深めていくことが求められる。挨拶回りと同時に『この度はお騒がせしました』と不祥事をわびることも必要になってくる。もちろん稲葉GMも覚悟はしているでしょうが、日本一監督とのギャップも激しいですからね」(球界関係者)。

 稲葉GMといえば、今夏の東京五輪では日本代表監督としてチームを率いて、見事金メダルを獲得。「日本一監督」から日本ハム監督就任が規定路線と見られていたが、一歩引いて編成面を担当することで、そのギャップにとまどわないかというのだ。

 一方で稲葉氏のGMは「適任」と見る向きもある。野球日本代表「侍ジャパン」では歴代最長の4年2カ月にわたって指揮を執り、12球団への太いパイプも構築している。各球団の戦力事情にも詳しく、金メダルメンバーを選出するなどの眼力も評価された。トレードなど含め、迅速に補強に動けるのは大きなメリットとなる。

 元々、現役時代は「兄貴分」として、多くの選手から慕われていたとあって、現場にも足しげく足を運ぶことも決めている。早速、みやざきフェニックスリーグ、来月3日からの秋季キャンプも視察予定。「経験とチームの強化方針でのスカウティングと育成。これを融合させて、未来に向けて強いファイターズをつくっていきたい」と熱く抱負をのべた稲葉GM。まもなく発表するとみられる新庄新監督とのタッグで再び北の大地を盛り上げていく。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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