最下位・栗山ハムが浮上するために必要な3つの条件とは・・・
次に重要なのは「守り」だ。22日のロッテ戦で「陰のヒーロー」として注目を集めたのが先発起用された石川亮捕手(25)だった。守っては先発の池田を好リードで引っ張り、打っては6回に3点目につながる右前打を放つなど、攻守にわたって光る活躍を見せた。プロ8年目のベテランは最近は若手に追いやられて危機感を持っていたという。ここ数年の日本ハムの低迷には「正捕手不在」も影響しているとあって、ネット上からは「石川を継続して起用して!」と調子のいい石川をスタメンマスクに推す声も上がった。
そして最後には「若手が活躍する土壌を作る」ことが挙げられる。好投を続けている今季のルーキーたちの中で、一身に同情を集めているのが伊藤大海投手(23)だ。登板4試合すべてでクォリティスタート(6イニング以上を投げて自責点3以内)を果たすも、チームの援護なく白星から見放されている。試合後の監督コメントも毎試合好投を続ける伊藤の前には「本当に申し訳ない」と同じセリフを繰り返すしかないが、ルーキーが好投を続けているからには、そろそろ打線が応える必要がある。
開幕後1か月が経過、どのチームも課題が見え、明暗が分かれつつある。最下位が「定位置」にならないためにも、ここらで手を打つ必要がありそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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