新庄ハム リーグ戦再開後わずか1勝の泥沼 背景にある「ちぐはぐ采配」とは
新庄監督は25日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)でも左打者の被打率が高い大関に対し、あえて右打者を8人並べるという勝負に出た。しかし結果は0ー3の完封負け。
「この敵地で行われたソフトバンク戦は初戦にしかけた重盗も捕手の甲斐に完全にブロックされるなど、打つ手がことごとくはね返された。試合中のリプレー検証などもちぐはぐさが目立つ場面もあり、何とかしようともがいてはいますが、結果につながっていません」(同)
24日に行われたソフトバンク戦、初回二死一、三塁の場面で新庄ハムは重盗を仕掛けるも、ソフトバンク捕手の甲斐が二塁への偽投で、三塁走者をアウトにするなど冷静に対応。先制点を奪えなかった。
「今季1年はトライアウト」として多くの若手にチャンスを与えてきたが、万波の二軍落ちなどここまで年間通して戦ってきていない選手にはスタミナ切れも目立つようにもなってきた。シーズンは残り半分を残す。このまま最下位が定位置になってしまうようでは、あまりに寂しい。1日の先発はエース・上沢。月が代わって、再び上昇気流をつかめるか。停滞ムードを一掃する、エースの快投に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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