「ピッチャー崩壊から始まった」新庄ハム急失速 4連敗で5位転落 球界OBから指摘された”不振の要因”
ただそんな中で粘りを見せてほしい選手についても言及。
高木氏は「絶対にやってほしい人 やるべき人はエースなんだよ」ときっぱり。
チームが苦戦する中で、開幕投手を務めた伊藤の踏ん張りに期待をかける場面も。7日の試合も味方が勝ち越した直後に大量失点と相手に主導権を渡したことで「先発が相当頑張らないと、この危機は脱することができないかなという気がする」と一層の奮起を求めた。
先発陣の中では、先に抹消した加藤、さらにオフにオリックスからFA移籍、開幕からの快進撃を支えた左腕、山崎福也も6月は4試合に登板し、0勝2敗、防御率「5.24」と調子を崩した。伊藤、加藤、山崎と開幕時の先発3本柱がそろって試合を作れていないことがチーム不振に響いている。
パ・リーグはリーグ4連覇を狙うオリックスが調子を上げてきた。以前からオリックスはいずれ浮上してくると指摘していた高木氏も「やはり上がってきたね」としながら、5位に転落した日本ハムには「ここから離されないように」と助言することも忘れなかった。動画内では他球団の戦いぶりについても言及している。
目指す上位浮上のためにもチームはここは乗り越えないといけない壁ともなっている。新庄剛志監督もナインに気持ちの切り替えを求めているが、試練の夏場をどう戦っていくか。
今後の戦いも注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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