【外国人選手点検】低迷が続く日本ハムの新戦力は、その名の通り”助っ人”となれるか
そして何といっても、期待が高まっているのは野手組で新たに加わったフランミル・レイエス(前ロイヤルズ)とアンドリュー・スティーブンソン(前ツインズ)の2人だ。
順調に調整を続けているレイエスは3月1日に行われた教育リーグ・オイシックス戦でも右に豪快なアーチをかけた。本拠地エスコンフィールドの24年最初の対外試合で”1号”を記録と幸先の良いスタートを切った。他球団と競合の末、獲得したメジャー通算108発の右の大砲候補には指揮官も期待をかけており、中軸を固める存在として注目が集まる。
もう一人の外野手、スティーブンソンは俊足が持ち味。2月24日に行われたDeNAとのオープン戦では「1番・左翼」で先発出場。先制適時打を含む2安打1打点とアピールした。昨季なかなかチームが固定できなかったセンターのポジション、さらには攻撃の足がかりとなる上位打線での活躍が大いに期待できそうだ。
元々投手力の高さは認められているチームで、課題とされているセンターライン強化、打撃力に上積みがつけば、上位浮上も十分可能。すでに「台風の目」となるという予想もある中、豊富な助っ人陣をいかに有効活用していくか、指揮官の手腕にも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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