【日本ハム】今季8人体制の助っ人陣をどう生かしていくか 先発ローテ入りに守護神候補―、期待に迫る【投手編】
バーヘイゲンは3季ぶりの復帰となる(C)Getty Images
オフに12球団1とも言える、怒涛の補強ラッシュを見せたのは日本ハムだ。
FAではオリックスから左腕、山崎福也を獲得。さらに外国人助っ人選手は育成を含む6人を獲得するなど、2年連続最下位からの巻き返しを目指し、新庄剛志監督へフロントのバックアップ姿勢も目立った。
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昨季から残留したアリエル・マルティネス、ブライアン・ロドリゲスを加えたこの助っ人8人体勢をいかに戦いの武器に変えていくかが、チーム浮上のための重要なポイントともなりそうだ。
今回は投手として新たに加わった4名をみていきたい。
まずはじめに加入が発表されたのが、孫易磊だ。“台湾の至宝”とも言われ、U18台湾代表のエースとして活躍した若き右腕は、150キロを超えるストレートに加え、変化球の質も抜群とされ、高いポテンシャルを秘めている。育成契約での入団ではあるものの、その実績とポテンシャルを踏まえると早期に支配下登録される可能性も十分にありえる。
そしてローテーション入りが期待されるのが、パトリック・マーフィー(前ツインズ傘下3A・28)と、ドリュー・バーヘイゲン(前カージナルス・33)だ。
マーフィーは、196cmの高身長から投げ下ろす最速159キロの直球がセールスポイント。指揮官は持ち球であるパワーカーブも高く評価している。