【日本ハム】今季8人体制の助っ人陣をどう生かしていくか 先発ローテ入りに守護神候補―、期待に迫る【投手編】
さらに3季ぶりの復帰にファンも沸いたのがバーヘイゲンだろう。2020、21年にチームに在籍、昨季はカージナルスで中継ぎとして60試合に登板、5勝1敗、防御率3・98だった。以前の在籍時には先発として活躍しており、今回も指揮官にはローテーションの一角を占めることが期待されている。すでに来日、入団会見も行った。日本野球を経験しているだけに、いち早く戦力として機能しそうだ。
そして、リリーフとして注目されるのは、アニュラス・ザバラ(前タイガース傘下3A・27)にもある。スペイン語で火のようなボールを投げるという「ランサ・ジャマ」の異名を持つ。その名の通り、160キロ超えの直球を武器とするとあって、制球力に目途さえつけば、守護神候補として、昨季活躍した田中正義とその座を争うことが期待されている。
果たして新たにチームに加わった4人の助っ人投手たちをいかに優勝へのピースへとあてはめていくか。新庄監督の腕の見せ所ともなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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