【日本ハム】V奪回への道 し列な内野のポジション争い カギとなるのは
一方の上川畑。昨季は負傷の影響もあって開幕に間に合わず、2年連続の開幕スタメンを逃した。
球界屈指の守備力は知られている。ファンからは”神川畑”と称されるように、これまでもチームを救うファインプレーを何度も魅せてきた。
一方で課題となっているのが、打撃面。ルーキーイヤーの2022年は89試合に出場し、打率.291と結果を残すも23年は.212と落ち込んだ。昨季は持ち直し、打率.248としたが、レギュラーを奪取するためにはさらなる上積みが求められている。
ほかにも、セカンド候補には今季プロ17年目を迎えるベテランの中島卓也や、セカンドを含め内外野守れるユーティリティプレイヤーの細川凌平。さらにキャンプで注目されたのは、昨季開幕直前に巨人からトレードで移籍しながら、オープン戦期間中に左太もも裏の肉離れで離脱し、その後も度重なる故障で1軍出場がなかった若林晃弘。4日に行われた紅白戦(国頭)で右前打をマーク、視察に訪れた新庄監督を喜ばせた。
ただいずれの選手も定位置奪取の課題となるのは打撃面だろう。大事な二遊間を託すにおいて、安定したパフォーマンスが求められている。
遊撃ポジションでは昨季は、ガッツマンとして知られる水野達稀が存在感を示した。し列なセカンド争いを制するのは果たして誰となるのか。開幕までの道のりも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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