【日本ハム】6月は急失速 苦戦を示す開幕ローテーション"解体危機” 7月巻き返しなるか
開幕投手を務めた伊藤大海も翌29日の試合では6回8安打7失点と崩れた。強力ソフトバンク打線相手とはいえ、失点7(自責4)は4年目で自己ワーストともなった。
このカードは先発3本柱の山崎、伊藤、加藤を立て、追い上げムードを作りたいところだったが、逆に今のチームの苦しさが浮き彫りになる結果に。開幕ローテーションはこの3人に加え、上原健太、北山亘基でスタートしたが、上原はすでにローテから外れ、北山も故障で調整中。加藤の抹消で再びローテ再編となりそうだ。
オフには積極的に補強し、開幕してからは若手が躍動した姿を見せ、快進撃を続けてきたチームも投打で疲れが見え始めた。
目指す上位確保のためにはここは乗り越えないといけない壁でもある。チーム浮上のためには交流戦歴代最高打率を記録、MVPを獲得し、存在感を示した水谷瞬など野手陣の後押しも必要となる。新庄剛志監督も貯金0となったことで月も代わり、改めてリ・スタートを宣言している。これまでの経験値をどう生かすか、2日のロッテ戦からの各選手の奮起、巻き返しを期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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