【日本ハム】止まらない開幕ローテ争い 残り”1枠”へしのぎを削る選手の名前
さらに2年目の金村尚真も猛アピールを続けている。3日の紅白戦では最速152キロをマークするなど、2回を無失点に抑えると、同じく11日の紅白戦でも2回無失点と好投を続けている。
ルーキーイヤーの昨年は開幕3戦目を任されるなど先発ローテ入り。4月9日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初勝利をあげるなど、潜在能力の高さを示した。その後、4月19日に右肩を痛めて登録抹消。シーズンの大半を怪我の影響で稼働できなかったものの、登板した4試合でプロ初勝利を含む2勝をマーク、防御率は1.80。新人離れした落ち着いたマウンドさばきも知られ、先発投手候補にあがる。
このほかにも、3月に行われる侍ジャパンの欧州戦の代表メンバー入りを果たした左腕、根本悠楓や、17日のサムソン戦に登板し2回無安打無失点、4三振と快投を見せた新外国人のパトリック・マーフィー(前ツインズ3A・28)など、まだまだ候補者は盛り沢山だ。
キャンプも中盤、オープン戦も始まり、投手たちもここからより一層のアピールが必要になってくるのは間違いない。
果たして激しい争いを制し、開幕ローテーションの座を掴み取るのは一体誰になるのか。指揮官の新庄監督も頭を悩ませる日々が続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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