【日本ハム】し烈な開幕ローテ争い 見えてきた「残り1枠」を争う面々とは

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北山はかつて抑えも務めた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムのし烈な開幕ローテ争いもいよいよ最後の絞り込みの時期を迎えている。

 開幕からゴールデンウィークまでは6連戦がない変則日程のため、当面の先発ローテーションは5人で回す予定。すでに開幕投手に内定している伊藤大海、昨年7勝をマークした加藤貴之、FAで移籍してきた山崎福也は決定。この3人に加え、キャンプから好投を続けてきた左腕、上原健太が4人目として内定している。

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 残り1枠をめぐっては17日の巨人とのオープン戦に先発したドリュー・バーヘイゲンが2回5安打4失点の乱調。球速も140キロ前後と球威不足も目立ち、もう少し調整に時間がかかる様子も見られた。

 一方、この日の試合で4回から3番手として登板した北山亘基は4イニングを投げ4奪三振1失点と試合を作った。最速156キロをマークするなどパワーピッチングも目立った。前回先発を任された8日のDeNA戦では4回3失点、計5四球と不安定な姿を見せていたが、しっかり調整を進めてきたとあって、残り1枠に入る可能性が残された。

 そしてこの北山と同じく残り1枠を争うのはサブマリン右腕の鈴木健矢、左腕の根本悠楓となる。鈴木はすでに昨年も先発ローテーションの一角を務め6勝をマーク、一方の根本も侍ジャパン入りを果たすなど、潜在能力の高さを認められている。ともにオープン戦で好投し、アピールを続けているだけに、首脳陣は最後の最後まで状態を見極めて、大事な1枠を託すことになりそうだ。

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