新庄ハム 主力選手の「流出」が止まらない「舞台裏」とは
日本ハムで人材の流出が相次いでいる背景にはこんな声もある。
「昨年のノンテンダーを含め、ある程度のキャリアを積み、年俸が上がった選手にはシビアになる球団体質が選手にも伝わっている。また勝てるチームかどうかも判断材料になりそうです」（同）
昨年１１月、チームを揺るがしたのが当時チームの主力だった西川、大田、秋吉の３人にノンテンダー通告を行ったこと。事前に相談もなく、一方的に実質的な自由契約を通告したことで選手会も巻き込んで、大きな議論となった。
迎えた今季、チームの顔である近藤に対しては複数年契約など厚い待遇で球団も残留を訴えているが、選手に不信感が残っていても不思議ではない。
いずれにせよ来季は新球場元年。今季は最下位に沈んだチームも新庄監督自ら「優勝を目指す」と公言しているが、果たしてどうなるか。上沢、加藤といった注目選手の戦いぶりにもより一層の注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「このまま日本ハムにいたら・・・」ロッテの金子誠戦略コーチが語る「日本ハムを離れた理由」
【関連記事】巨人・坂本 「大甘査定」の裏でささやかれる「刺客」の存在
1 2
