新庄ハム 続投も次々と「目玉プラン」が頓挫 背景にある「不信感」とは
投手陣に関しては2年連続10勝をあげた伊藤に関しても監督の希望で新守護神候補としてシーズン終盤はテストも行ったが、本人は先発志向が強いともいわれており、今後、青写真通りに進むかは不透明となっている。
これら監督プランが次々と崩れていく背景には、選手の指揮官への複雑な心情も見え隠れする。
「野村の捕手コンバートプランなどは特にそうですが、本人にとっては今後のプロ人生に関わる選択にもなる。トライしたことで選手寿命が伸びればいいが、逆のパターンも大いにありうることで選手はどうしても慎重にならざるをえない。やらせるにしても、丁寧な説明、取り組みが求められそうです」(同)
今回、発表された新庄監督の契約年数は単年となっている。来季こそ結果が出なければ、退任の可能性もある中、どのようにチームを浮上させていくのか、就任2年目は話題性だけにとどまらない、監督の手腕がいよいよ問われそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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