足止めを食らっていたプロ野球の外国人助っ人たちが続々来日 チーム合流のタイミングは?

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 政府は首都圏に残されていた宣言を3月21日で解除。ただし経過措置として新規入国停止は当面の間継続されることが決まった。一方で、プロスポーツ選手や五輪関係者らは例外として「特段の事情」と入国を認める方針を固めた。今夏の開催が迫り、環境整備へ待ったなしという東京オリンピックを抱える事情も例外扱いを後押しした。

 特例での入国は「アスリート用東京オリパラ準備トラック(通称アスリートトラック)」に準じたガイドラインが適用されるという。アスリートトラックは東京五輪の関連大会に出場する日本人や、外国人選手、コーチ、スタッフら関係者を対象とした特例措置。入国後2週間の行動範囲が試合会場、練習場所と宿泊場所の往復に限られるが、隔離期間中も練習や試合を行うことは可能で、事実上免除されている。3月末に相次いだサッカー日本代表の国際試合でも、対戦相手や海外組日本選手に適用されていた。

 来日が遅れたプロ野球の助っ人選手たちも、隔離期間中に実戦出場することは制限されているが、チーム本隊と時間や場所をずらすことでトレーニングを継続することは可能。球団が防疫態勢を徹底することで、チーム本隊への合流に必要な時間を短くすることができる。

 プロ野球は今季も感染対策の一環として外国人枠を拡大している。従来4人だった1軍登録枠は5人に。試合に出られるベンチ入りは4人のままで、同時に出場できる野手は3人までとしている。1軍登録5人の内訳は、投手5人もしくは野手5人と偏らせることはできない。ただし、昨季までは投手4人野手1人、もしくは投手1人野手4人と偏らせた場合にはその比率がシーズン通して変えられない縛りがあったが、そこは撤廃された。

 広がった枠はそのままに、より柔軟な運用が可能となった。また新規入国の特例が認められたことで、シーズン中の新外国人獲得へ向けても、昨季よりハードルは下がったといえる。5月以降、本格合流した助っ人たちが期待通りのパフォーマンスを発揮できなかったとしても、それを受けて新たな一手へと動く球団も出てきそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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