いよいよ開幕まで残り1か月 今季爆発しそうな"大当たり助っ人"は…140メートル場外弾に豪快2ランの猛者にも注目
ボスラーは140メートル弾が話題を集めた(C)産経新聞社
各球団、開幕まで残り1か月。これからオープン戦を経て、本格的にオーダーを固めていく中で鍵を握るのは新助っ人のパフォーマンスにもある。
まだ実戦は少ないが、段々とベールを脱ぎつつあるセ・リーグ各球団の新助っ人を本稿では考察してみる。
【動画】期待しかない!中日新助っ人ボスラーの豪快弾をチェック
まず名刺代わりの圧巻の一発を放ったのは中日の新助っ人、ジェイソン・ボスラーだ。
23日に行われた阪神戦(北谷)に「5番・DH」で先発出場。相手先発、若きエース、才木浩人の初球を完ぺきに捉え、140メートルの場外弾をかっ飛ばしたことで大きく話題を集めた。
メジャー通算10本塁打ながら、レッズ時代の23年には3試合連続アーチをかけたことも。22日のロッテ戦でも3打数2安打とヒットを放ち、これでオープン戦は3試合連続安打と順調に階段をあがっている。
インコースを苦にせず、早朝から打撃練習に取り組むなど、日本球界に一日でも早く慣れようとする勤勉さも好感を高めている。
特に中日は3季連続の最下位と打撃の底上げが急務とされる中で、シュアな打撃が売りの長距離砲が定着となれば、チームの大きな力となることは間違いない。
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