日ハムの助っ人砲レイエスが“別人化”! 苦心の春先から一転、7月はOPS1.000超えで、驚異の「.221」も記録
だが、昨冬のウインターリーグで本塁打と打点の二冠王に輝いていた29歳は、「日本で適切な教えを受ければ、最高のスラッガーのひとりになれる」(ドミニカ共和国のラジオ局『Z101 Digital』のエクトル・ゴメス記者談)という触れ込み通り、熱心な指導を受け、徐々に日本野球にアジャスト。そして、5月以降は“別人”のように打ち始めた。
とりわけ圧巻なのは、この7月。打率.345、長打率.724、OPS1.130、得点圏打率.400と軒並みハイアベレージを記録。さらに長打率から打率を抜き、.200以上で「優秀」とされる指標「ISO」も.221と好結果を出している。
全力プレーも怠らない献身的な姿勢も光る。そんな日本の水に馴染み始めたメジャー通算108発の新助っ人の勢いは増すばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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